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近畿三十六不動尊巡礼について

近畿三十六不動尊霊場は、近畿地方の大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県に、古寺顕彰会が中心になって開設した霊場です。宗派にとらわれずに一般の人々の立場から霊場寺院が選定され、昭和54年(1979)に発足しました。

  • 不動尊信仰のご霊験を重んじ。下座行、奉仕の精神で信仰に励みましょう。
  • 何事も修行と心得、愚痴、妄言を慎みましょう。
  • 現世利益の霊験を神事、煩悩を消滅しましょう。
お不動さまの教えと祈り
お不動さまは、夜昼なしに一日中汗と膏にまみれてお働きになっています。これは「下座行」といって、諸仏諸菩薩に使え人々を救う為に身を粉にして奉仕される姿であり、それをわたくしたち不動行者に、お教え下さっておられるのです。
また、わたくしたちの心はあれこれと迷い、常に何かを求めて悩みゆれ続けています。また、身の回りには、自分の力ではどうにもならない危難や災厄が渦巻いています。
このような心の動揺や浮世の波風を、切り払っていただくようにお祈りする仏様がお不動さまなのです。お不動さまは、諸仏のお使いとして、わたくしたちを慈しみ四大明王・八大龍王・三十六童子など多くの眷属を従えて、日夜お守り下さるのです。わたくしたちは毎朝お祈りをして、毎日行に励まなければなりません。
祈りと行のあるところ、お不動さまは必ず現れ給い、広大なご利益をお授け下さるのです。お経には、お不動さまにお祈りすれば、福寿増長・家内安全・五穀豊穣・息災延命など諸々の功徳を与えて下さることが説かれ、七難即滅・七福即生のご加護を与えています。
人を救う心「慈悲心」
揺るぎない心を形に表したものが、お不動さまのお顔「忿怒の形相」であり、右手に持つ剣であり、左手に持つ羂索「縄」などです。お不動さまの剣は、人の欠点を直し人を生かす「利生の剣」と申します。お不動さまの恐ろしいお顔は、何者にも怖れず、わたくしたちを救ってくださる優しいみ心、慈悲のみ心を表します。右手は悪を破る力を示し、左手は悩む人を引き寄せる力を表しています。つまりこの強いお力と深い慈悲のみ心が、一つになっている仏さまです。
お不動さまの霊験
揺るぎないみ心「不動心」。お不動さまとは、文字通り「動かないこと」を意味します。動かないものには、いろいろありますが、山は動かないものの代表です。インドの言葉では、お不動さまのことを「アチャラ」と申します。これは山という意味でもあります。お不動さまが山のように動かないということは、少しのことでは微動だにもなされないということを表しています。よく「動かざること山の如し」といいますが、これは、お不動さまの揺るぎない心「不動心」を表しているのです。わたくしたちが、いろいろ心を悩まし、心配し、何かに頼って心の安定を得たいと願うとき、お不動さまは最も頼りになる仏さまなのです。
智慧の仏さま
お不動さまはまた「不動明王」といわれますが「明王」とは智慧の王様という意味です。お不動さまが背中に背負っておられる炎はご自身の体から出ておられるエネルギー「意思の力」の中に「智慧の力」が表れているのです。お不動さまが、これを背中に背負っておられるのは、火の中に生きて、火のような境地に入っておられる「火生三昧」なのです。
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